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2013.11.10

DSC-RX10はNikon1爆速軽量望遠システム代替となりうるか?!

Nikon1 S1+FT1にFマウントAF-S 85mm f/1.8GAF-S 55-200mm 55-200mm f/4-5.6Gで35mm換算200mmf/1.8、148-540mm f/4-5.6の構成で大満足な望遠システムライフを送っている。

先日の運動会では実は200mmでは物足りなくて、我が子だけを写真の枠に収めるためには500mm超えの必要なシーンが多かった。200mmを超える画枠が必要なのは動物園くらいだろうと良く言われるが、案外他でも使えるシーンは多いのだ。

スマホカメラに搭載されるセンサースペックの向上はめざましく、ボケすらもアプリで後加工でそれなりに処理できてしまうこのご時世において、<超>望遠は専用カメラに残された数少ない代替不可要素だと言える。

ちなみにこちらは多摩動物公園でS1+55-200mmを使った作例
Dsc_3935_01 Dsc_3974_01 Dsc_4488_01


55-200mmの稼働率がグンと上がっている今日この頃に、気になる1インチセンサー搭載の望遠ズームカメラが発表された。

DSC-RX10である。

かねてより、DSC-RX1とRX100の間を埋めるモデルとしてRX10はAPS-C化されるという噂だったのだが、予想外の1インチセンサー搭載で24-200mm相当のF2.8通しという野心的なレンズと組み合わせてきた。

もともとPanasonicがFZ200で600mmF2.8というスペックを実現していたが、あくまで1/2.3型センサー止まりで、到底画質的に許容できるモノではなかった。
(それを言うなら1インチも画質的にありえないというハイエンドな方ももちろんおられます。自分基準では1インチが分水嶺と捉えてくだされば幸いです)

一方で、DSC-RX10はRX100M2で高感度耐性に定評のある1インチ裏面照射ExmorRセンサーを搭載して、200mm相当までとはいえ手ぶれ補正ありのF2.8で攻めてきたことは興味深い。

本命のα7/α7R(これについては後述)のチェックのついで(^^;)にソニービル銀座でRX10にも触わることができたのでレビューを書いてみようと思う。

まず外見の第一印象は、「ガッシリ」である。α99、NEXシリーズ、RX10の順で並べられていたのだが、ぱっと見でα99並みのゴッツイ外見だ。(ちょっとこれは言い過ぎか^^;)

手にとってみるとこれまたずっしりとくる。Nikon1S1がボディ(240g)+FT1(150g)+55-200mm (335g)=725gなのに対してRX10は813gとなっている。たった88gの差なのだが、ずんぐりとした厚みのあるボディのためか結構重く感じられてしまった。

AFも像面位相差には非対応で、コントラストAFらしいジンワリフォーカス。あまりキビキビとは言えなかった。そしてなにより致命的だったのが、レンズが電子ズーム式であった事である。

55-200mmではレンズリングをクリクリと回してササっと画枠を変えるのに慣れきっている。というかズームとはこういうレスポンスで動くものだと思い込んでいた。しかしRX10の電子ズームは、レンズリングを回してから実際にレンズに反映されるまでのタイムラグがあまりに酷い。NEX5Rのキットレンズも電子ズームだったのだが、標準域画角でのズームと望遠域でのズームは動かす度合いの幅がまるで異なる。

これではAFの遅さも相まって、枠を合わせている間にシャッターチャンスは過ぎ去ってしまうだろう。

ため息をつきながら、そっとRX10を元の位置に戻したのだった。

新製品と価格を比べるのはフェアではないが10万を超えてしまうRX10の値段設定もちょっと厳しい。Nikon1S1も随分ボディの値段が下がっていまは3万を大きく割っている。10万を出すならばFT1と55-200mmに加えて85mmf1.8まで買い足すことができてしまう。像面位相差の爆速AF、85mmf1.8の強烈な大口径クオリティを換算200mmでつかったときの迫力、540mm超えという超望遠ズームを実現する55-200mmの魅力の前では、RX10は霞む点が多い。

現状1インチセンサーでレンズ交換式のカメラはNikon1しか存在しない。いっそNikon1がRX100M2の1インチ裏面照射ExmorRセンサーを積んでくれさえすればもうそれで満足だったりするのだが。その一方で、フルサイズ対応を果たしたEマウントを1インチセンサー対応させるのも面白いかもしれない。ファストハイブリットAF対応かつトータルの重さを800g以下におさめて換算540mmを実現してくれれば、もう即座に乗り換えだろう。

まぁ...出ないなorz









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