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2008.04.20

速く打てて疲れにくいキーボード

31xz6s03apl_sl500_aa280__2ソフトウェアエンジニアが、もっとも長い時間触れているインターフェースは、マウスかキーボード。どちらかといえば、キーボードだろう。
#椅子のほうがさらに長いかもしれないが

個人的には、日常生活の中で長く使うものには、お金をかけるのを惜しまないことが、トータルとしては結局得だと考えている。今日は少し高めではあるものの、速く打てて疲れにくいキーボードを考えてみたい。

キーボードには、大きく分けて、三つのタイプが存在している。
(1)メンブレン
(2)メカニカル
(3)静電容量無接点方式

それぞれの具体的な構造の説明はWikipedia様にお任せする。さらにノートPC等に採用されるパンタグラフというタイプもあるが、これはキーの背を低くするためのもので、メンブレンにすら到達できない悲しいキータッチのものしか触ったことがない。いいものがあればぜひ情報をください。

最近のメンブレンは、意外とキータッチが改善されてきていて、DELLに付属しているキーボードでも、まぁこのまま使い続けちゃってもよいかな?と感じてしまう今日この頃ではある。一方、メカニカルキーボードのカチカチ音が大好きという人も周囲に多く、それに影響されて昔はFILCOのキーボードをつかっていたりしたのだが、いかんせん音がうるさすぎて、会社で使ったりすると顰蹙ものだ。

さて、本エントリでお勧めしたいのが、静電容量無接点方式だ。このタイプのキーボードを触ると、(少しかもしれないが)キーボード観が変わるだろう。自分の指の動作に吸い付くようにキーが追従してきてくれるので、実に心地よく入力を進めることができる。具体的な構造の説明は東プレのページが詳しいが、キーが指についてきてくれるような、この不思議な感覚はやはり打鍵の際に荷重がなめらかに変化していることが寄与しているのだろう。そして、キーを深く押し込みきらなくても押されたと判定して扱ってくれることが、すばやいキータッチに"ついてきてくれている"感覚を醸成しているのだと思う。

静電容量無接点方式で昔から定評があるのが東プレのRealForceシリーズだ。

「速く打てて疲れにくい」キーボードの秘密――東プレのRealforce 106
http://www.itmedia.co.jp/news/0207/11/nj00_topre_key.html

指先で考える喜び――東プレ Realforce101
http://www.itmedia.co.jp/news/0305/06/cjad_kodera.html

一台目にREALFORCE91(NE0100)を買った頃はPS/2接続のタイプしかなく、色も白しかなかったが、いまはUSBは当然のこととして、黒色タイプも登場している。テンキーの有無はお好みで良いが、よりマウスを近い位置におけて、スペースが節約できるという観点で、テンキーレスがお勧めだ。

静電容量無接点方式の特徴として、キーの重さを調整できる点もあげられる。REALFORCEシリーズは、指ごとのポジションに応じて、キー荷重が60g/45g/30gと変えてあったりする。全キーが45gに均一に調整されたバージョンも出ていたりするので、好みで選ぶと良いだろう。

REALFORCEの価格面、デザイン面などに満足できない方には、PFUのHapplyHackingKeyboard Liteシリーズをお勧めしたい。よりリーズナブルな価格で静電容量無接点方式を堪能することができる。(追記:Professional2は静電容量無接点方式ですが、HHKLite2はメンブレンですね。)ただし、キーを打ったときの音の大きさは、HHKLite > REALFORCEだ。とはいえ、メカニカルほど大きくはないので、音で躊躇することはない。一点、注意点があるとすれば、キー配列だ。たとえば、Controlキーは特徴的である。普通のキーボード配置では、左シフトキーの下に位置するのだが、HHKシリーズでは、左シフトキーの上にある。最初、これには戸惑ったのだが、コピー&ペーストや全選択などControlキーとの同時押しを行う際に、実はこのControlキーの位置がより正解に近いというか、本来あるべき姿なのでは、と考えてしまうほど使いやすい。キー配置で特殊なのはFnキーとの同時押しを前提とした徹底的なキー数のスリム化である。たとえば、Delキーは、Fnキーと同時に押さないと入力できないので、Ctrl+Alt+Delを実行したいときには、HHKの場合、Fn+BS+Ctrl+Altと4つのキーを同時におさないといけない。あと、これは細かい点だが、上下左右の矢印キーの背がほかのキーよりも低くなっており、最初は頼りなく感じるかもしれない。しかし、連打をしたり、方向を細かく切り替えたりするシーンで気づくのだが、これもまたある意味正しい設計かなぁと思わせてくれるのが、HHKの不思議な魅力だ。


REALFORCE、HHKLite共に、白か黒かで迷うところだが、白は経年劣化と指の汚れによってだんだんと色がくすんでくる。汚れが目立たない黒のほうが、より長い期間気持ちよく使うことができそうだ。

新社会人としてソフトウェアエンジニアの道を歩き始めた方々は、初任給でちょっと奮発して、会社から支給されたメンブレンキーボードを置き換えてみるのは如何だろうか?


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2008.04.15

Willcom D4の発表仕様をチェックする

D4a

アドエスを見送って、待ちに待っていたAtom搭載Willcom端末の仕様が公開された。
まずは、要望ポイントが満たされているかどうか早速チェックしてみた。

・液晶はSVGA(800×600)で4インチ超え
 →○ WSVGA(1,024×600)で5インチ

・画面の大きさを確保するために数字キーはGUIでもok
 -スライド式キーボードは便利なのでそのままで
 →○ Inputスタイルが残っている。P905iでうらやましかったノートPCライクなDeskスタイルも採用された

・W-OAM TypeG x8パケット通信対応で800kbpsに高速化
 →× W-OAM 204kbps止まり!!!これが痛い。痛すぎる。

・もちろんスタイラスペンは本体内蔵
→○ 収納された。まぁこれだけでかくなれば当たり前か?!

横188mmはちょっとでかすぎる気がする。PSPの横幅が197mmだから9mm小さいだけで、重さは約2倍。旧型PSPより重いわけなので、ずっしりとした感覚が予想される。そこまででかくするならタッチパットとマウスボタンを排除してすべて液晶画面にしてほしかった....。まぁそれだとViewスタイルで操作がしにくいという話だろうが。

予想外の機能がワンセグ、無線LAN/Bluetooth両対応、専用クレードルによる外部出力機能か。気になるポイントとしては、Bluetoothキーボードに加えて、Bluetoothマウスも同時に使えるかどうかと、バッテリの持ち時間かな。

サイズ/重量と通信速度以外は概ね満足だが、情報収集を続けてみることにする。
これからAtom搭載UMPCの発表ラッシュが続きそうだし。


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