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2007.08.27

Advanced/W-ZERO3[es]を買わない理由

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Advanced/W-ZERO3[es]に新色「ブラウニーブラック」──9月5日発売

Advanced/W-ZERO3[es]を買わなかった理由は、Bluetoothがつかなかったからでも、Willcom版割賦販売方式が気に入らなかったからでも、ましてや色がシルバーしかなかったからでもありません。

理由はただひとつ、スタイラスペンが本体に収納できないからです。

たかだか3インチのディスプレイにVGA超のピクセルデータを表示するわけです。そしてもちろんReal VGA化(Real WVGA化)をして使います。もう指なんかでは絶対に操作できない領域に突入するわけで、スタイラスペンなしというのはありえない世界なのです。

それをたかだか数ミリ薄くするためだけに、スタイラスペンは本体収納不可、キーホルダーとして運んでくださいってのは、まさに暴挙としか言えない訳であります。モバイル機器に棒をぶらさげるなんてありえない....。あとは、WVGAってのが中途半端、通信速度がW-ZERO3[es]と変わらない(CPUの速度は向上しているが、操作感もesと大差なかった)、Xcrawlが使いにくそう、数字キー撤去もありえない、といった付随的なネガティブ要素が挙げられます。

そんなわけで、W-ZERO3[es]のSIMカードをW-OAM対応RX-420ALに機種変更するだけでこの夏は終わりました。128kbps→204kbpsにアップしただけですが、体感速度に明らかに差がでたので十分満足でした。

本体の変更予定ですが、Advancedとか、esとかゴテゴテつけずに、素直に"W-ZERO4"と銘打って、以下の仕様を備えてくれたら、絶対買います。

・液晶はSVGA(800×600)で4インチ超え
・画面の大きさを確保するために数字キーはGUIでもok
 -スライド式キーボードは便利なのでそのままで
W-OAM TypeG x8パケット通信対応で800kbpsに高速化
・もちろんスタイラスペンは本体内蔵

シャープさん、ぜひよろしくおねがいします m(_ _)m

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2007.08.26

無線LAN IEEE802.11nでHDストリームDLNA配信

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私事だが、会社の同僚にこのブログの存在がばれてしまった。
会社の人に見られて困ることは書いていないのだが、ばれてから
一週間泳がされて(?)いたのがちょっとショック....orz

気をとりなおして、いままで通り不定期で更新は続けたいと思います....はい。

さて、本題。
PS3へのDLNA配信は、NAS+DIXIMの構成で解決を図ったが、結局今はPC+TVersityの構成に戻っている。直接的な原因は、NASのDIXIMサービスがファイルの追加に対するライブラリの更新で不安定になることが発覚したことだ。DIXIMサービスを再起動してもPS3側で追加ファイルを認識されなかったり、そもそもNAS自体を認識しなくなったりしていまいち挙動不審であった。一方、TVersityのトランスコードの画質は酷いものだが、別にトランスコードの必要のないコンテンツであれば、動画品質に問題ないし、ファイルの追加/削除に対する更新もLibraryタブでボタン一発できちんと反映される。また、2007/8/25現在の最新であるバージョンである0.9.10.7では、早送りもフラッシュもきちんと動作しており、DIXIMとやれることの差異はほとんどなくなっていることも付け加えておこう。

さて、PS3経由でTVに動画を配信するにあたって問題となるのが、PC/NASからPS3までの距離をいかにしてLANで繋ぐか、ということだ。引越し前の2DKの環境では、強引にEthernetケーブルを引き回すことで解決することができたが、いかんせん今はリビングと書斎が10m以上離れている。有線を除くと採用できる手段は、無線LANかPLC程度の選択肢しかないのだが、PLCでは電力線通信アダプタのセットに加えて、別途TV側にルータがないと複数機器を繋ぐことができない。結局コスト的にもスペース的にも電力的にも、無線LANのほうに軍配があがるだろう。

しかし、無線LANとはいっても、11gでは、規格的な理論値は54Mbpsでも、実効転送速度が20Mbpsを切るといわれており、SDならともかくHDストリームを流すとなると、些か心もとない。

無線LANで速度を求めるなら、メーカー独自方式でハイパワー出力MIMO対応をした11gベースの構成をとるか、11n対応にしてしまうかのどちらかだ。しかし、こういった独自方式はクライアント側も対応する必要があり、実質的にクライアントがPCに制限されてしまう。主な用途がDLNAである限り、有線LANしか備えないCEにも対応できるようにしておきたいところだ。加えて、「WDS」機能もぜひ使いたい。書斎には複数のPCがあり、TVの周りにはネットに繋ぎたい機器が複数あり、これらの部屋の間を無線でつなぎつつもすべての機器のIPは同一セグメントにしておきたい、という欲張りな要件でWDSは効果的だ。

上記の条件を満たしつつ、ぶっちぎりの安さを実現している製品が、PLANEX Draft IEEE802.11n 300Mbps対応 無線LANルータ MZK-W04N-Xだ。

実は自分の買った当時はまだ国内電波法の制限で転送速度が144Mbpsに制限されていた。しかし先日40MHzの使用許可が下りたことに伴い、理論的には300Mbpsを出せるようになっているようだ。未アップグレードのものは「MZK-W04N」で"-X"がつかない品番となっている。センドバックによって発生する送料はすべてユーザー負担らしいので、これから購入する場合は、最初から40MHz対応アップグレード対応済の「MZK-W04N-X」を選ぶのが良いだろう。

さて、肝心の実効転送速度だがWDSにはひとつ罠があった。MZK-W04N-XのWDS機能にはモードが3つあるのだが、その設定によっては転送速度が全く異なるのだ。

1.AP Bridge-Point to Point
・MZK-W04N-X同士を1:1で連携して、MZK-W04N-Xには有線でのみ繋げる
2.AP Bridge-Point to Multi-Point
・MZK-W04N-X同士を最大4台連携できて、MZK-W04N-Xには有線でのみ繋げる
3.AP Bridge-WDS
・MZK-W04N-X同士を最大4台連携できて、MZK-W04N-Xには有線無線で繋げる

当然、一番おいしい設定は「3.AP Bridge-WDS」だ。が、おいしい話には必ず裏があるのが世の常、全然速度がでやしない....orz 環境はPS3とMZK-W04N-Xを有線で接続、もう一台のMZK-W04N-XにはPCを有線で接続、どちらもギガビットイーサなので有線部分にボトルネックは存在しない状態で試行した。(ただし、MZK-W04N-Xの有線ポートが100Mbps。)いろいろなビットレートで試したのだが、恐らくAP Bridge-WDS設定では、約6~7Mbps程度しか出ていない。さすがはPlanex、最大4台接続することを想定して、予め1接続あたりの帯域に制限をかけているのだろう。動的に帯域調整?まんどくさ、常に4で割っておけばいいだろ、と適当な設計をしている現場が目に浮かぶ....。(こんな想像をしてしまうのも職業病だろうか....) WDSタイプよりCH変更のほうが効いていたようです。(2007/10/3更新)

となると、速度を得るための選択肢は「1.AP Bridge-Point to Point」しか残っていない。設定を変えてみると、予想はビンゴ、大体20Mbpsを超えるストリームでも、ほとんど画音飛びなしで再生できることを確認した。しかし、有線LANしか繋げないのはつらい。知り合いからWiiを借りたのだが、本体には無線LANしかついておらず、どうしてもTV側のアクセスポイントで無線アクセスをしたい。仕方なくとった方法が、MZK-W04N-Xに有線で別の無線LANルータをぶら下げるという力業だ。たまたま、11gの無線LANルーターが一台あまっていたから良いのものの、無駄すぎる構成だ。

あとは300Mbps化をして、どれくらい速度が上がるかを検証してみたいと思う。


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2007.08.22

パラマウント 18ヶ月間限定でHD-DVDのみリリースへ

市場はBD優位という明確な答えを出している中、東芝はMoneyにものを言わせて
パラマウント、ドリームワークスに期間限定でHD-DVD独占供給の契約を交わしたようです。


パラマウントのHD DVD陣営入りで変わる次世代光ディスクの勢力図

パラマウント、ドリームワークスに1億5千万ドルということですから、日本円換算(115円/ドル)で
約170億円を東芝はスタジオに支払うことになります。

いわゆるヒット作と言われる映画タイトル一本の売り上げは、大体1億ドル、大ヒット作で
2億ドルが目安とされるので、純粋にキャッシュで1億5千万ドルというのは、スタジオにとっては
魅力的な金額と言えるでしょう。

しかし、NYTimesの記事によるとこれは18ヶ月限定の契約であり、
ドリームワークスについてはスティーブン・スピルバーグのタイトルは対象外と報じられています。
#MSの中の人が、うちは金払ってないよ、と主張しているのが面白い ^^;

ただし、スピルバーグが製作総指揮をとっている「トランスフォーマー」は例外的に独占タイトルの対象となるようで、監督、
マイケル・ベイがBD供給停止に怒ったり、翌日に訂正したりと一騒ぎがありました。

売り上げが1億ドルを超えたヒット作「シュレック3」「トランスフォーマー」がHD-DVD独占供給になるのは、
BD陣営への大きなダメージと言えるのは確かでしょう。

2006年度で営業利益約2500億を稼いでいる東芝からすれば、170億程度はたいした金額ではないのかもしれませんが、
完全に事業として成立していないHD-DVDに他事業で得た利益を投入して不当な競争をするのは、
独占禁止法にはひっかからないのでしょうかねぇ。


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