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2005.11.18

Visual系最後の生き残り

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かつて、MALICEMIZERというバンドが存在した。
Gacktが元ボーカルと言えば、通りが良いかもしれない。

GLAY 、L'Arc-en-Ciel 、LUNA SEAなど、いわゆるVisual系全盛時代の末期に、MALICE MIZERはメジャーデビューを果たした。個人的には、ひときわ過激な衣装と何処かメタルな香りを漂わせつつ高品質な楽曲を提供してくれる辺りに魅力を感じて、ひととおりアルバムを揃えたのだった。

やがて時は流れ、LUNASEAの解散やGLAYの活動停止を機に、急速に邦楽界のVisual系熱は冷めていく。事務所の契約問題や人間関係などがとりただされたが、理由は何にせよ、とにかくGacktはMALICE MIZERを脱退して、ソロ活動を始めた。

残されたメンバーは、MALICE MIZERとして活動を続けたが、DrのKamiが脳溢血で急死。ついに実質的な活動停止に陥る。やがて僕の記憶からも、MALIZE MIZERは過去のバンドとなって忘却の彼方に消えていったのだった。

しかし、思わぬ再会が待ち受けていた。

メタル界隈で妙に評判が良く、メロスピやメロデス好きに推奨されていた邦楽アルバムがあった。よくよく説明を読むと、元MALICE MIZERのManaソロプロジェクト。。。とある。それがMoi dix Moisとの出会いであった。

早速1st Album"Dix infernal"入手して、聞いてみたところ、ぶっとんだ。飛んでもない大化けサウンドである。乏しいレパートリーの中で恐縮だが、はっきりいって邦楽アルバムではマイベスト1と言い切れる名盤である。

"Cradle of Filthは「Midian」が最高傑作だ"、とか "Children of Bottomは、ボーカルがデスで無ければもっと好きなのに” とか、”Rhapsodyのシンフォニカルなところは良いが、剣を持ってジャケット写真をとるってどうよ" とか、"SlipKnotのブラストビートっていまいち爽快感に欠ける" とか、 "Dir en grayの音楽性は好きなんだが、Vo.のデス声もどきは、おばぁさんのしゃがれ声にしか聞こえない"、という方(レアすぎか....)には、ぜひ聞いてみてほしい一品である。

Visual系最後の仇花が、まさか邦楽最高のメタルバンドに化けるとは、まさに予想外の進化であった。

Mana恐るべし。


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