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2003.12.04

転職後2ヶ月が経って

転職後2ヶ月が経ち、次期モデルの開発プロジェクトがいよいよ本格的に
始まった。ようやく周りが見えてきたので、感じたことを素直に書いてみる。

最初に、どこでも一緒なんだなぁと思ったのは、やっぱり仕様はなかなか
決まらない、ということ。そして、設計は見切り発車&手戻りを起こすというは
開発現場世界共通の現象なのだろう。

しかも、組み込み系の場合はPCソフトと違ってハードレベルでの仕様変更が
はいるから性質が悪い。そうなると試作機の配布時期がずれ込みソフトチームは
なす術なし・・・・となる。

ついでに開発プロセスもあってないようなもので、誰かに口頭で聞く、
誰かに口頭で議題として取り上げてもらうようにお願いする、
誰かに質問メールを投げる・・・・などなどほとんど1対1でのやり取りで
漸進していくしか仕事を進める方法はないようである。

何がインプットで何がアウトプットかというのはISOで定義されている最低限のもの
しか決められておらず、フォーマットに至ってはばらばらだ。
課内のイベントは結構しっかりしていて全員が集まってアーキテクチャや
アルゴリズムを評価する会議は定められているが、異なる課の間となると絶望的で、
組織立って提供される情報はないに等しい。

一箇所に格納されたドキュメント類(これまた更新されてないのが多い)を漁って
自分で担当者をみつけて質問するなどして能動的に情報収集するしかない。

そして、トップダウンで決めてくれるのは大きなマイルストーン(ずれるしあてにならない)
とざっくりとした仕事の割り振りだけである。

こうした最低限の枠組みだけを用意してヨーイドン!というやり方は
個々の能力が高め(?)だからこそできる方法で、足をひっぱる人がいると
途端に崩壊するような体制だと感じるのは僕だけだろうか。

いきなりネガティブなことばかり書いてしまったが、いい点も書いてみる。

まず環境がいい。前と比べると圧倒的な差だ。パーティションで仕切られた
個人スペースにL字型机+書棚+引き出し。開発環境にはWindows用とLinux用で
二台最新のデスクトップPCがもらえて、プレゼン用にノートPCもお願いしたら
すんなり許可がおりた。
D4端子付の液晶モニタが全員に支給され、業務用の小型モニタも僕はもらえた。

前の会社では、新卒で支給されたくそ重い低スペックノートPC一台で
自分の机すらない状態だったことを考えると雲泥の差だ。
夜8時を過ぎるとエアコンが切れるという意味不明なこともここでは
起こらない(死)

そして技術者(実装を行う人)に対する扱いも全く違う。SI業界というのはゼネコン体質に
どっぷり漬かっており、PGは現場作業員レベルでしか扱われない。
特に常駐している外注さんに対する扱いが酷かった。
コードの書けないSEがふんぞり返って不具合レポートを延々と垂れ流し、
外注さんだけが徹夜でデバックをしている。そんなのが日常的光景だった。

ここでは勿論外注さんもいるのだが、社員と全く同等の待遇が与えられて、
仕事の割り振りにも差がない。能力のある人ならどんどん登用されかなり重要な
ミッションが与えられる。そして社員、外注を問わず個々のスペックはやはり高い。

まとめると技術を極めるには、すごく恵まれた環境だと思う。
プロジェクトの進め方に問題は山積しているが、これもやり方によっては
改善できるだろうし。

全体的な感想はこれくらいにして明日はC++の学習状況をまとめてみようかな。

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